海外一人旅で不安に感じる一つは、やっぱり言葉ですよね。
私も海外に初めて旅した時は、現地の人と関わる時、空港やレストランなどで、うまく言葉が出てこなかったらどうしようと不安に思ってました。
しかし必要なのは長い英会話力ではなく、その場でそのまま使える短いフレーズだけです。
この記事では、初めての一人旅でも困らない簡単英語フレーズを、場面ごとにまるごとお伝えします。
まず覚えたい海外一人旅の万能英語フレーズ7選
すみません
何をするにも最初の一言になるのが「Excuse me(エクスキューズミー)」です。人に話しかけるとき、道をあけてほしいとき、店員を呼ぶとき、すべてこれで始められます。迷ったらまずこれ、と覚えておけば間違いありません。
助けてください
困ったときの魔法の言葉が「Can you help me?(キャンユーヘルプミー)」です。深刻な場面だけでなく、ちょっと教えてほしいときにも使えます。一人旅では、これを言える勇気が何よりの装備になります。
もう一度お願いします
相手の英語が聞き取れなかったら「Sorry?(ソーリー?)」と語尾を上げるだけで十分通じます。丁寧に言いたいなら「Could you say that again?(クッジューセイザッアゲン)」です。聞き返すのは恥ずかしいことではありません。
ゆっくり話してください
早口で来られて固まったら「Slowly, please(スローリープリーズ)」と言いましょう。たった2語ですが、相手はちゃんとペースを落としてくれます。私はこの一言に、何度も救われてきました。
これは何ですか
メニューや商品を指さして「What is this?(ワットイズディス)」と聞けば、説明してもらえます。指さしとセットで使うのがコツです。知らない料理に出会ったときの定番フレーズです。
ここへ行きたいです
行き先を見せながら「I want to go here(アイワントゥゴーヒア)」と言えば道案内してもらえます。スマホの地図やホテルの住所を指させば、発音が多少あやしくても通じます。「go」のあとに「here」をつけるだけのシンプルさが頼もしいです。
英語が得意ではありません
最初に「I’m not good at English(アイムノットグッダットイングリッシュ)」と伝えておくと、相手が気を遣ってゆっくり話してくれます。先に言っておくと、自分の気持ちもラクになります。正直に伝えるのが、結局いちばんスムーズです。
「場所がわからない」ときの英語フレーズ
空港や駅の場所を聞く
「Where is the station?(ウェアイズザステーション)」のように、Where is the のあとに場所を入れるだけです。空港なら airport、バス停なら bus stop と入れ替えます。この型を覚えれば、たいていの場所は聞けます。
トイレの場所を聞く
旅の必須フレーズが「Where is the toilet?(ウェアイズザトイレット)」です。アメリカなどでは restroom のほうが自然なこともありますが、toilet でも問題なく通じます。困ったときに即座に出せるよう、口に馴染ませておきましょう。
ホテルまでの行き方を聞く
ホテル名や住所を見せながら「How can I get to this hotel?(ハウキャナイゲットゥディスホテル)」と聞きます。長く感じるなら、住所を指さして「How to get here?」でも通じます。紙やスマホを見せれば成功率が上がります。
今いる場所が正しいか確認する
不安なときは地図を見せて「Am I here?(アムアイヒア)」と現在地を指させばOKです。これだけで「ここで合ってる?」が伝わります。道に迷ったときの心強い一言です。
「両替したい」ときの英語フレーズ
両替所を探す
「Where can I exchange money?(ウェアキャナイエクスチェンジマネー)」で両替所の場所を聞けます。exchange が「両替する」という意味のキーワードです。空港やホテルのスタッフに使えば、近い場所を教えてくれます。
日本円を現地通貨に替える
窓口では「I’d like to exchange yen.(アイドライクトゥエクスチェンジエン)」と伝えます。替えたい紙幣を一緒に差し出せば、それだけで意図は伝わります。むしろ会話より、お金を見せるほうが早いです。
為替レートを確認する
レートが気になるなら「What’s the rate?(ワッツザレイト)」と聞きましょう。表示されていることも多いですが、念のため確認すると安心です。受け取る前に確認するのが鉄則です。
手数料を確認する
「Is there a fee?(イズゼアアフィー)」で手数料の有無を聞けます。fee が「手数料」です。「手数料無料」とうたっていてもレートに上乗せされている場合があるので、最終的な受取額を確認するのが確実です。
小額紙幣を希望する
「Small bills, please.(スモールビルズプリーズ)」と言えば、小額紙幣で渡してもらえることがあります。bill が「紙幣」です。高額紙幣ばかりだと現地で使いにくいので、この一言が地味に効きます。
「支払えない・金額が違う」ときの英語フレーズ
クレジットカードが使えるか確認する
支払い前に「Can I pay by card?(キャナイペイバイカード)」と聞いておくと安心です。使えない店も普通にあるので、現金の準備があるか確認するきっかけにもなります。レジに並ぶ前に聞くのがスマートです。
現金で支払う
カードが使えないときは「I’ll pay in cash.(アイルペイインキャッシュ)」と伝えます。cash が「現金」です。現金を見せながら言えば、まず間違いなく伝わります。
カード決済が通らない
カードがエラーになったら「The card doesn’t work.(ザカードダズントワーク)」と伝えましょう。別のカードを出すか、現金に切り替える流れになります。慌てず、もう1枚のカードを試すのが正解です。
会計金額を確認する
金額がわからないときは「How much is it?(ハウマッチイズイット)」と聞きます。旅の最頻出フレーズと言っても過言ではありません。電卓やレジの画面を指してもらえば、数字で確認できます。
お釣りが違うことを伝える
お釣りが足りないと感じたら「The change is wrong.(ザチェンジイズロング)」と落ち着いて伝えます。change が「お釣り」です。受け取ったその場で確認するのが大事で、店を出た後では証明が難しくなります。
「注文方法がわからない」ときの英語フレーズ
おすすめを聞く
メニューに迷ったら「What do you recommend?(ワットゥユーレコメンド)」でおすすめを聞けます。地元の人の推しは、たいてい外れません。一人旅の食事を冒険に変えてくれる一言です。
指差しで注文する
メニューを指さして「This one, please.(ディスワンプリーズ)」と言えば注文完了です。発音に自信がなくても、指さし+これで乗り切れます。一人旅の食事は、半分これで成立します。
苦手な食材を抜いてもらう
アレルギーや苦手なものは「No 〜, please.」で伝えます。たとえばパクチーが苦手なら「No coriander, please.(ノーコリアンダープリーズ)」です。アレルギーがある場合は、念のため店員にしっかり伝えてください。
水や追加注文を頼む
水がほしいときは「Water, please.(ウォータープリーズ)」、追加なら「One more, please.(ワンモアプリーズ)」で通じます。短いほど確実に伝わります。丁寧さより、シンプルさを優先しましょう。
会計をお願いする
食べ終わったら「Check, please.(チェックプリーズ)」で会計をお願いできます。国によっては「Bill, please.」のほうが自然なこともありますが、どちらでも通じます。手で伝票を書くジェスチャーを添えると、より確実です。
「ホテルで問題が起きた」ときの英語フレーズ
予約が見つからない
チェックインで予約が見つからないと言われたら「I have a reservation.(アイハヴァレザベーション)」と伝え、予約確認メールを見せましょう。reservation が「予約」です。メールの画面を見せるのが、何より早い解決策です。
部屋の設備が動かない
エアコンなどが動かないときは「The air conditioner doesn’t work.(ジエアコンディショナーダズントワーク)」と伝えます。「〜 doesn’t work」が「〜が動かない」の万能型です。物の名前を入れ替えるだけで応用できます。
タオルやアメニティが足りない
「Can I have more towels?(キャナイハヴモアタオルズ)」でタオルの追加を頼めます。towels を別の物に替えれば、歯ブラシでも何でも頼めます。フロントに電話して言うだけでもOKです。
チェックアウト時間を確認する
「What time is checkout?(ワッタイムイズチェックアウト)」でチェックアウト時刻を確認できます。時間を勘違いすると追加料金が発生する場合もあるので、念のため聞いておくと安心です。
荷物を預かってもらう
チェックアウト後に荷物を預けたいときは「Can you keep my luggage?(キャンユーキープマイラゲッジ)」と聞きます。luggage が「荷物」です。最終日に手ぶらで観光したいときの必須フレーズです。
「一人では不安」と感じたときの英語フレーズ
誰かに助けを求める
本当に困ったら「I need help.(アイニードヘルプ)」とはっきり伝えてください。短く強い言葉ほど、緊急時には伝わります。遠慮している場合ではないときの一言です。
安全な場所を聞く
治安が不安なときは「Is this area safe?(イズディスエリアセイフ)」と地元の人に聞けます。safe が「安全な」です。ホテルのスタッフに聞けば、避けるべきエリアも教えてくれることが多いです。
タクシーを呼んでもらう
「Can you call a taxi?(キャンユーコールアタクシー)」でタクシーを呼んでもらえます。夜道を歩くのが不安なときは、無理せずこれを使ってください。安全はケチらないのが一人旅の鉄則です。
警察や大使館に連絡したいと伝える
深刻な事態では「I want to call the police.(アイワントゥコールザポリス)」と伝えます。大使館なら police を embassy に替えます。緊急連絡先は、出発前にスマホと紙の両方に控えておくと安心です。
「財布・現金・カードをなくした」ときの英語フレーズ
財布をなくしたことを伝える
「I lost my wallet.(アイロストマイウォレット)」で財布の紛失を伝えられます。lost が「なくした」、wallet が「財布」です。落ち着いてこの一文を言えるだけで、その後の対応がスムーズになります。
クレジットカードを紛失したことを伝える
カードをなくしたら「I lost my credit card.(アイロストマイクレジットカード)」と伝え、すぐにカード会社へ連絡しましょう。現地スタッフに状況を伝えるときにも使えます。不正利用を防ぐため、紛失に気づいたら一刻も早い連絡が大切です。
最後に使った場所を説明する
「I used it at 〜.」で最後に使った場所を説明できます。たとえば「I used it at the restaurant.(アイユーズドイットアットザレストラン)」です。場所名を入れ替えるだけなので、覚えておくと役立ちます。
警察で紛失届を出す
海外旅行保険の請求などで、警察の紛失届(ポリスレポート)が必要になる場合があります。「I want to make a police report.(アイワントゥメイクアポリスレポート)」と伝えましょう。保険に入っているなら、補償条件を事前に確認しておいてください。
英語が通じないときに試したい3つの方法
文章を短くして言い直す
通じなかったら、まず文を短くします。「Where is the nearest station?」が通じなければ「Station? Where?」で十分です。長い文より、単語を並べるほうが伝わることも多いです。
地図や写真を見せる
言葉で詰まったら、地図や写真の出番です。行きたい場所の写真を見せれば、発音はもう関係ありません。私は料理の写真を見せて注文することもしょっちゅうです。
翻訳アプリで文字を見せる
最終手段は翻訳アプリです。音声より、画面に文字を表示して見せるほうが確実に伝わります。騒がしい場所でも、相手にスマホ画面を見せれば一発です。事前のダウンロードを忘れずに。
一人旅向け「現金管理フレーズカード」を作ろう
両替用カード
場面ごとに使うフレーズを、スマホのメモや紙のカードにまとめておくと便利です。両替用には「I’d like to exchange yen.」「What’s the rate?」「Small bills, please.」をまとめておきます。窓口でこのカードを見せれば、会話に詰まっても安心です。
支払い確認用カード
支払い用には「Can I pay by card?」「How much is it?」「The change is wrong.」をまとめます。レジ前で固まったときに、この一枚があるだけで落ち着けます。声に出すのが不安なら、見せるだけでも伝わります。
紛失・盗難用カード
万一に備えて「I lost my wallet.」「I want to call the police.」「Where is the embassy?」を控えておきましょう。パニックのときほど、英語は出てこなくなります。あらかじめ用意した文字を見せるだけで対応できるのは、大きな安心です。
ホテル帰還用カード
夜に道に迷ったとき用に、ホテルの名前・住所・地図を一枚にまとめておくのがおすすめです。「How can I get to this hotel?」と一緒に見せれば、誰でも案内してくれます。ホテルのカードをもらっておくと、それがそのまま帰還用カードになります。
よくある質問
英語をまったく話せなくても海外一人旅はできますか
できます。私が保証します。短いフレーズと、地図・翻訳アプリ・指さしという「見せる手段」があれば、たいていの場面は乗り切れます。大事なのは流暢さではなく、伝えようとする姿勢です。
フレーズは何個覚えれば十分ですか
完璧に覚える必要はありません。この記事の万能フレーズ7つを口に馴染ませ、あとはカードにまとめて見せればOKです。覚えるより「すぐ取り出せる状態」にしておくほうが実戦的です。
翻訳アプリだけでも旅行できますか
かなりの場面で対応できますが、頼り切るのは危険です。電波が入らない、スマホの充電が切れる、スマホ自体を失う。こうしたときのために、最低限のフレーズは自分の口で言えるようにしておきましょう。
現金とカードはどちらを使うべきですか
両方を併用するのが正解です。高額な支払いはカード、屋台や交通機関などの少額は現金、という使い分けが基本です。どちらか一方に頼ると、使えない場面で立ち往生します。
まとめ
海外一人旅の英語は、長い会話ができる必要はありません。
「Excuse me」「Can you help me?」といった短いフレーズと、地図や翻訳アプリ、フレーズカードを見せる準備。
この二つがあれば、初めての一人旅でも十分に乗り切れます。
発音が多少あやしくても、伝えようとすれば必ず通じます。完璧な英語より、伝える勇気を持って、最初の一歩を踏み出してください。
この記事で紹介した英語フレーズ一覧(練習用)
以下のフレーズを丸ごとコピーして、翻訳サイトや翻訳アプリに貼り付ければ、発音や意味の確認、音声読み上げでの練習に使えます。出発前にひととおり声に出しておくと、現地で口から出やすくなります。
万能フレーズ7選
- Excuse me.
- Can you help me?
- Sorry? / Could you say that again?
- Slowly, please.
- What is this?
- I want to go here.
- I’m not good at English.
場所を聞くフレーズ
- Where is the station?
- Where is the toilet?
- How can I get to this hotel?
- Am I here?
両替のフレーズ
- Where can I exchange money?
- I’d like to exchange yen.
- What’s the rate?
- Is there a fee?
- Small bills, please.
支払い・会計のフレーズ
- Can I pay by card?
- I’ll pay in cash.
- The card doesn’t work.
- How much is it?
- The change is wrong.
注文のフレーズ
- What do you recommend?
- This one, please.
- No coriander, please.
- Water, please. / One more, please.
- Check, please. / Bill, please.
ホテルのフレーズ
- I have a reservation.
- The air conditioner doesn’t work.
- Can I have more towels?
- What time is checkout?
- Can you keep my luggage?
不安・緊急時のフレーズ
- I need help.
- Is this area safe?
- Can you call a taxi?
- I want to call the police. / I want to call the embassy.
紛失・盗難のフレーズ
- I lost my wallet.
- I lost my credit card.
- I used it at the restaurant.
- I want to make a police report.
- Where is the embassy?
